パンク

昨日のこと。

甲賀市土山町でネズミとイタチの対策作業を終わって次の現場に向かう時のことです。

作業車でお客様宅を離れてしばらく走ると、なんかグネグネとハンドルをとられる。これは……と思って降りて見てみると後ろのタイヤがパンクしていました。

直さないと危険なんで、しばらく欺し欺し走らせて先にあったガソリンスタンドに入りました。

店員にパンク修理ができるかたずねると、どのタイヤですか?と質問。

このタイヤですと示すと店員いきなり「これはあかんわー!」

「空気がないまま走らせたんでサイドのところが傷んでしまってますわ。サイドが膨れたまま走ったらダメなんですよ。新品に交換しないと‥。長い距離を走らせたんでしょう?」

土山からです。

私は思いました(ここは水口……そんなに長距離か?ていうかぺしゃんこなタイヤで走ったらダメなぐらい知ってるけど特別ぺしゃんこかこれ……で、いきなり新品にしろとな?)

これはあかんやつやと気付いたんですが、とりあえずパンクの修理だけお願いしました。

 

修理の間、待合室で待っていたら店員がやってきて「ちょっとこっちに見に来てください」

いくと「一度パンク修理したでしょう?そこから空気が漏れてますわ。パンク修理したところはもう二度と同じところは修理できないんで新品に取り替えないとだめですわ」

見ると5ミリぐらいの修理跡?ぽいものが。うーん、何年か前に一度パンク修理したことあるけどこのタイヤやったっけ?思い出せん。

なんせ新品のタイヤにしろ、と。

もやもやっとしたので、新品にするなら知り合いのところでするんで悪いけどタイヤを戻すようにお願いしました。

タイヤを元通り組み付けた店員に、このまま走ったら危ないですよ!とにかく気をつけてくださいね!と念を押され、作業賃540円(税込み)を払ってガソリンスタンドをでました。

 

でてから気付いたんですがスペアタイヤあるやん。めったにパンクせんで忘れてたわ。普通はパンクしたときに仮装着するスペアのタイヤを車載してますわな。

ガソリンスタンドもパンクタイヤを戻すならスペアタイヤにしますか?ぐらい提案してくれたらいいのに。そのままパンクタイヤを戻しとるやんけ。

 

なんか長文になってきたんで、ちょっと端折りますが、道路脇でスペアタイヤに交換して車屋にいきました。結局さっきの540円無駄金になった。

車屋さんで調べてもらったら、ガソリンスタンドがタイヤの修理跡と言っていたところは単なる小さなプラスチックの異物でした。パンクの原因とは全く関係ないもので、こじったらポロリととれてなんじゃそら。

パンクの原因はタイヤサイドについた傷でした。現場で駐車したところが段差などがあったのでそこで引っかけたのかもしれません。

ガソリンスタンドは空気漏れのチェックせんかったんけ?

だめだめやん。

修理跡かそうじゃないかを見極められない、空気漏れのチェックをせずにパンクの原因を決めつける、パンクのまま走るのが危険という認識があるならせめてスペアタイヤを提案できなかったのか、さらに車屋さんに聞くと修理跡の再修理も可能なケースは多い、といくつもダメポイントがあるがな。

 

というわけで最終的にはサイドの傷は危ないんで新品にすることになりました。

結果論として新品になりました、だがしかしガソリンスタンドの強引な商売方法はどうなのか。ええのか?ええのんか?

パンクを修理するより新品のタイヤを売りたい。てか。

それなりに自動車に知識のある人なら引っかかることはないかもしれないですが、女性とか若い人とかは引っかかってまうんでないか。

昔そういう商売方法をとる業者をよく見たことを思い出しますわ。床下にもぐって「奥さーん、床下えらいことなってますよ!このままではあきませんわ!」っていうやつ。最近ではその手の業者は淘汰されて少なくなったと思いますが、店舗をかまえているようなガソリンスタンドでそういう営業をするとは。

ま、とにかく気をつけてくださいね。

このままではダメ→どうしたらいいの?→こういういいものがある

このパターンはいろんな業界に存在します。全てが悪いわけではありません。不必要なものを売りつけようとするのがあかんと思うのです。本当にそれが必要なのか不必要なのか、プロじゃないとわからないこともあります。そこにつけ込むのがあかんのですよ。

 

ちなみに、私たち株式会社シガ防虫はシロアリ、害虫駆除の営業で嘘、大げさ、強引な営業は一切行っておりません。もちろんなにか問題があるときは報告しますが、できる限り客観的にリスクを説明するようにしておりますので安心してお問い合わせくださいね。

2018年

あけましておめでとうございます。

新しい年がはじまりました。

2018年戌年皆様どんなお正月を過ごされましたか?

私はのんびりと過ごすことができました。

さあ、2018年、平成30年、新たな気持ちでいきましょう。本年もどうぞよろしくお願いします。