作業車を買いましたよ。

仕事の相棒ハイゼットの走行距離が20万キロをこえたんで新車を買いました。

あと10万キロぐらい粘ったろかとも思たんやけど、ボロくなると車両トラブルで仕事に穴をあけてしまうリスクもあがるしな。

ハイゼット

おんなじハイゼットの新型だ。

アニメ版幻魔大戦のベガみたいな顏。まあかっこええわ。

でも後ろ。これはないわ。

ハイゼット

なんじゃこれ。このウィンカーレンズ。カッコ悪い……。ていうかダサい。仕事に使える軽バンはこれかスズキのやつしかない(とそれのOEM品)のに、こう、もうちょっとなんとかならんのか。こんな子供じみたデザインはないわ。

 

それでは、ここからレビューじゃ。

◾️今までのハイゼットと比べて気にいったところ

・フロントの顏

・なんか燃費良くなってるっぽい(まだ200キロぐらいしか走ってないで違うかもしれん)

・座席が分厚くなって座り心地がよくなった(今までのがヘタって薄くなっていた可能性も)

・追突防止アシストがついた

・『エンジン停止中にキーを挿したままでドアを開けるとピーピーいうやつ』が荷室のドアでは鳴らなくなった

・ダイハツ関係ないけど、キャリアーをステンレスにした。前の鉄のは錆び錆びになった

・ホイールかっこええのにした

 

◾️気にいらんところ

・アイドリングストップというクソ機能が標準でオン。オフにしてもエンジン切ったらまたオン

・ウィンカーのレバースイッチが使いにくくなった
※今まではレバーを倒すと倒した方向に傾いたままで、ハンドルを逆に回すかレバーを反対に倒すと元に戻るスイッチやったのに、レバーを倒してウィンカーのスイッチを入れたらバネで元に戻るスイッチになった。レバーは戻るけどウィンカー点滅は続く。言葉では説明しにくいが、はね返りのスイッチでウィンカーリレー回路が保持されるやつ。なんせいらんリレー回路が増えている。

・ぶつけないようにセンサーが付いているらしく、近くに物があるとピーピーいう。わしのガレーヂは狭いんじゃ。車庫入れのたびにピーピーうるさいわ

・フロントガラスの上部10センチぐらいがブルーになっている。目障り。すごく視野が狭くなった感じがする。ごくわずかでも事故を起こす確率が上がることをすんな

・加速が悪くなった

・走行中のはみ出し警告らしきもの。危なくないようなときにもピーピーうるさいし、危ないのに鳴らないときがある。このレベルなら、ない方がええわ

・運転席上部に網だなが付いた。これも激しく目障り

 

こんな感じ。

車って年々『余計なお世話装備』が付いてちょっとずつ値段が上がるよな。

ウォッシャー のスイッチ入れたら勝手にワイパー動かしたり。

鳥にフンを落とされてスイッチ入れたらウォッシャー液が空になっていたとか最悪の気分になるよな。どころか事故を起こす可能性もあがるし。

シートベルトしてないときに運転するとピーピーゆうたりするのも邪魔。普通はシートベルトしてるの。でもしない方が安全確認しやすい駐車場とか、私有地内で乗ったり降りたりを繰り返すような仕事とか色々あるやろうに。

アイドリングストップもどうも納得できん。スバル360みたいにエンジン止めたら場合によっちゃ次かからんような車に乗ってると、エンジン止めたりかけたりを繰り返すのは自殺行為に思える。バッテリーにも負担やし。それにエンジンの始動時は走行時よりたくさんの燃料が必要なはずやんけ。そのへん解決されてるんか?

 

でもまあ新しい相棒やし安全運転で大切に乗っていくことにするわし。

ラッコ

なんにも見んとラッコの絵を描いた。

ラッコじゃない

あとでGoogle画像検索したら間違えてたわ。こいつラッコじゃねえ。

前歯があるのはビーバーな。ラッコは猫みたいな牙やった。

札幌のガス爆発

札幌でおきたガス爆発ですが、爆発現場となった建物で営業していた不動産会社の消臭スプレーの扱いが原因と報道されています。

アパート・マンションの入居前に部屋の消臭リフレッシュするサービスを1万円か2万円かで受けて、1000円ほどの使い切り消臭スプレーで施工していたと。お金をもらったのに施工しないケースがあり、その分の余ったスプレーを事務所で使い切ってから処分しようとして部屋の中で大量に使用し、引火して爆発したと。スプレーの数は120本もあったと。

何をしとるんえ。

1000円で仕入れて2万円で売るのもちょっと儲けすぎやし、お金をもらって施工しないってそんなバカな。スプレー剤が引火する可能性があるなんて当たり前のことやんけ。

 

弊社も入居前消毒の施工をしておりますが、一部屋ごと丁寧に作業しております。スプレーぽんなんてことは一切ありませんのでご安心下さい。不動産会社さんやメンテナンス会社さんの依頼で作業することも多いのですが、お客様の料金も作業に対して決して高額なことはなく適正料金です。

風評被害にあいそうなニュースだったので、ひとこと申し上げさせていただきました。

どうぞよろしくお願いします。

 

大怪我をされた方、建物などに被害をうけた方にはお見舞い申し上げます。でもあんな大事故なのに死者がでなかったのだけは良かったですね。

スズメバチに刺されたら

『スズメバチ勉強会』の続きです。

だいたい、なんでスズメバチは人を刺すのか?

スズメバチ

まずはそこです。

刺されたら、より、刺されない方がいいに決まってます。

やつらが人を刺す一番の理由が巣を守るため。そして、自分自身を守るためです。

カやトコジラミみたいに「人の血吸うたろ」と向かってくるわけではありません。

人が必要以上に巣に近付いたときや、ハチ自体を捕まえたときなどに身を守るために刺してきます。オオスズメバチなんかは自分のエサ場(樹液の出る木など)を守るために刺しにくることもあります。

要はスズメバチの巣に近づかない。スズメバチにも近づかない。

巣を見つけても写真撮ったろと近づかないように。自分で駆除したろ、も危険です。シガ防虫にお任せください。

それでも思いもよらないところに巣があったり、洗濯物に成虫が紛れ込んでいたり、と不幸にして刺されちゃうことがあるかもしれません。

◾️刺された時

・近くに巣があるようなら逃げる!

刺されたということは相手は完全に攻撃体制です。威嚇モードを越えています。巣にいる他のハチが一斉に襲いかかってくる可能性大です。

・水で洗い流す

水溶性の毒成分を薄める効果があります。

・毒を絞り出す

昔の映画のように口でチュッチュ吸うのはダメ。口内の傷などから毒が体内にはいる可能性があります。山登りなどで刺されるリスクが高い人は、毒を吸う器具を用意しておきましょう。エクストラクターとかインセクトポイズンリムーバーの名前で市販しています。

・ヤバい症状がでたらためらわず救急車!

アナフィラキシーショックという言葉は皆さんも聞いたことがあるとおもいます。命に関わることもある急激な激しいアレルギー症状です。食物アレルギーなどでも起こりますが、スズメバチの毒によるものは広く知られています。毒が体内に入ってから短い時間で症状が出たほうが重症になる可能性が高いと言われています。

・虫刺され用の薬

抗ヒスタミン薬を患部に塗ってください。ご存知かもしれませんが、アンモニアはハチ毒には効きません。

◾️刺されないために

・夏から秋の山登りはスズメバチリスクがあることを忘れない

・黒い服装は要注意

やつらは動く黒いものに反応する傾向にあります。香水や化粧品、汗の匂いにも敏感なようです。私の経験では匂いに関してはよくわかりません。白い服装が安全と言われていますが、白でも普通に襲ってきます。特に一度襲われた防護服は攻撃フェロモンが残るのかガンガンやってきます。

・帽子をかぶる

人から聞いた話を総合すると、後頭部を刺されて亡くなられるケースが多いように感じます。首から上は非常に危険です。

基礎的な話ですが、スズメバチの毒針は産卵管が変化したものです。つまりメスしか刺しません。というと半分はオスか、と思ってしまいがちですが働きバチは全部メスです。オスは秋に生まれて新女王と結婚するだけです。

ちょっと疲れたんでお風呂。

お風呂

スズメバチの基礎知識

先に説明したようにスズメバチの種類によって若干の違いはありますが、大まかな生態はほとんど同じです。

暖かい季節になって冬ごもりから覚めた女王は、樹液やアブラムシの甘露をなめたりして体力を回復させ、巣作りをする場所を探します。

いい場所が見つかったら巣作りを開始、最初に生んだ卵が働きバチとして羽化するまで(だいたい1ヶ月ぐらい)は女王が一頭でエサ集めや巣作りをします。その後働きバチが数十頭クラスになると女王は巣にこもり、産卵に専念します。だいたい6〜7月ぐらいです。

これから夏にかけて加速度的に巣は大きくなります。キイロスズメバチ、モンスズメバチ、チャイロスズメバチは夏に巣の引っ越しをします。

秋、オスバチとメス(新女王)バチの幼虫が生まれてくると、新しい働きバチは育てられなくなります。そのため次第に働き手が減ってゆくので、今まで育ててきた幼虫を引き抜いて他の幼虫のエサにしたり、巣の外に放り出してしまいます。秋に巣の近くに沢山の死んだ幼虫が落ちているのはこれです。

やがてオスバチ、次いで新女王バチが羽化、性成熟すると巣を飛び立ち、交尾をして新女王バチは越冬生活にはいります。オスバチと、巣に残った働きバチは静かな余生をおくり、死んでいきます。

冬、雪の降る頃には全てのオスバチ、働きバチはいなくなり、巨大になった巣も空になります。次の年以降にこの巣を再利用することはありません。

そして、

越冬生活にはいった新女王バチが、冬を越し、春になって活動を始め……と、営みが繰り返されるのです。